「似通った」映画たち! [映画]
ヒネッテユート!
最近どうも映画の印象がゴッチャになりがちだと思いませんか?
え、ナニ?老化の第一歩だとう?い、いやー違うんじゃないかな・・・
ん?・・・何の話だっけ・・・
●「足して2で割れッ」映画!
なんか最近、似かよった設定や話の映画が多くなった気がする。
ネタ枯れ症状の一端なのかもしれないが。
(なんかへっぽこ映画に多い気がする・・・)
最近では、
「ザ・ロード」と「ザ・ウォーカー」(どちらも未見です)
:ザ・ロード
:ザ・ウォーカー
邦題も似てるが、(昔から山ほどある)滅亡に向う世界設定もクリソツで、
お話は旅をしながら「子供を守れ」と「本を守れ」で、
絵作りまでちょっとセピアモノトーン風でハイコンで、って似かよってる。
上の画像見てると「一緒に旅すれば?」って声掛けてあげたくなったよ・・・
もう足して2で割ってくれ。
少し前のものでは、ついレンタル屋で、足して2で割れッと
つい口走ってしまったのが・・・
ニコラス・ケイジの「ネクスト」と「ノウイング」
どんだけ未来予知したいんだ!?ニコラスあんたはッ!!
(叱ってます)
もう、どっちがどっちやら。ゴチャゴチャに。
「ウルトラ・ヴァイオレット」と「イーオン・フラックス」
この二つは公開も同じ頃だし、
似たようなファッションの美女戦士の華麗な戦闘アクションが
やっぱり未来都市で次々繰り広げられる映画で。
なぜだか次々と展開するアクションも観てるうちに慣れてきて
眠くなっちゃうとこまで似てる・・・。
吸血鬼モノでは
「アンダーワールド」と「ブラッドレイン」とか他にもあったな
バイオレンスホラーだが、あとは
似たようなファッションの美女戦士の華麗な戦闘アクションが
次々と繰りひろげられ・・・って上のとおなじじゃん!
需要があるのかねえ、こういう美女戦士モノって・・・
あ、もしかしてプリキュア、セラムンとかのUSAハードバイオレンス版なのか~?
「ウルトラVとイーオンFは組んで、必殺技出したりしなさい。声を合わせて。」
そして巻き込まれ映画で、
「イーグル・アイ」と「ウォンテッド」
平凡な主人公の男が、いきなり絶体絶命ドンパチカーチェイスなどに
巻き込まれるトコロは、映画のタイプとしてよくあるとはいえ、
イメージがかなり近いし、やっぱり公開時期も同じ頃だったし。
ハイテクSF(無駄な事ばかりしてる超コンピューター)と
オカルトSF(天の声を紡ぐ機織り機)の違いはあれど、
どっちも説得力の薄いトンデモ話で、
しかも主人公の役者のイメージがソックリで交換しても成り立つヨ。
(ラブーフとマカヴォイ)
役者共々足して2で割れ!!
あ、あと、
主人公を厄介ごとに引きずり込む、
Eの方:コンピュータのジュリアン・ムーアの声と、
Wの方:暗殺者アンジェリーナ姐さんの色っぽい感じも通じてる感じ。
最後のオチまで観て、「おいフザケンナ!」って思うとこも
似てたなーこの2つの映画。
もうおんなじ様な映画ばっかり2時間も3時間も観てらんないよ!
(と言いつつもまた観てしまうんだろうなあ)
いっそ3つくらい足して一本にしてくれ!
■ちょっと脱線:色設計について
「ザ・ロード」と「ザ・ウォーカー」のところで書いたけど、
最近アクションやファンタジー映画に増えてきて、なんかイヤなのが、
モノクロにフィルターで単色の色味を付けたかのような映像の映画が、
「スタイリッシュでしょ。カッコいいでしょ。」って主張してる事です。
ハリポの最近数作なんか、シーンごとに一色ずつ青や緑や黄色のセロファン越しに
白黒映画を観てるみたいじゃないか!いいのかそれで!
第1作はちゃんと色設計してたよな。このテヌキッ!
それがちゃんと始めからの企画であるならまあ許せるが、
なんかすごく安易に色設計をサボっている感じでちょっとイヤだ。
まったく、3D化なんか考えるよりも、まずそういう基本ちゃんとした方が!
(「プリンス・オブ・ペルシャ」は砂漠の雰囲気なのでギリギリオッケーか?)
それじゃ、また変な事思ったら書きますね。
ヒネッテユート!
※:06/14少しだけ修正追記
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