絵本ネタ映画とか [映画]
いやーヘボい映画の文句ばっかり言うのも疲れたので、
映画化ネタの話題で。すこし前向きに言いたいんだけど・・
しかしほんと新世紀になって映画製作のネタ枯渇しすぎ。
前世紀で無くなると言われていた石油より無くなるの早いじゃないか!
最近では
「かいじゅうたちのいるところ」
(絵本のキャラをそのままリアルに実写映像化! 恐過ぎる!子供大泣きするぞ)とか、
「くもりときどきミートボール」
(嫌味のないキャラ&世界観でわかり易い CGアニメ映像化だ)とか、
絵本ネタの映画ラインナップもガンガンだ。
でも個人的にはオールズバーグやウィーズナーの絵本の映画化だったら観たいぞ・・・
ウィーズナーは短編オムニバスで「かようびのよる」「フリーフォール」「Sector7」
とか、やって欲しいなあ。結構いっぱいあるな。
オールズバーグは幻想的な「ハリス・バーディックの謎」「西風号の遭難」とか。
あっ、しまった「ポーラーエク以下略」もオールズバーグだった(この映画はヒデエ)。
ま「ジュマンジ」はハンター爺が出てくるまでは雰囲気まあまあ良かったし・・
と、とにかく上手く映画化してくれ~・・額汗。んでT・ハンクスは出入り禁止!
絵本ネタの映画化では、料理人の腕が試される感じですね。
せいぜい10数ページのビジュアルを、1時間以上の話にしなきゃならない。
そう創るには料理人の想像力とセンスが必要になるわけで。
「ポーラー以下略」ではそれがただの水増しシーンの羅列になっていた。
ただ「かいじゅうたちの・・」でもそうなんだが、
現実世界でツライから物語世界に逃げ込んだ、とか理屈を強調しすぎるような気もする。
映画という形式そのものが、物語という前提で観客に提供するものなのだから、
いまさらクドク言わんでもいいんだよね。うん。
(たとえドキュメンタリーでもそういう前提の枠ははまっている)
「ネバーエンディング・ストーリー」でもイジメラレっ子のバスティアンが、
見つけた本の世界に没頭して~とか似たノリの理由付けだね。
映画媒体であれば、もうポーンとワンダーランドに飛び込ませてくれるだけでOKなんす。
これは個人的意見ではありますがね。
でも絵本ネタというのは映画原作にとっては、まだ豊富な埋蔵量がある鉱脈だといえます。
どんどんやっていただきたい。ただしやる以上は本気で。
そうだ。「コラライン」はやく日本公開してくれよ!なにやってんの。ワイボーン!
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」「ジャイアントピーチ」のヘンリー・セリック監督作なのに!!
これは本気だ!色彩がスゲエ!3D版もあるって!観セロ!
『鉄腕アトム』と映画化 [映画]
今回は、アトムを肴に「映画化」について。(相変わらず遅い話題だけど許そうな)
まだ見てない映画ですが、絶対観に行かないと言える
●映画『鉄腕アトム』('09ハリウッドCG版)
この話題は、キャラクターデザインの一点に尽きる!
実は数ヶ月前NHKの番組で“世界に進出する日本のマンガアニメ”などと言うテーマで、
この映画の制作風景も紹介してました。
番組では、監督以下アメリカ側の制作陣と、版権を管理している手塚プロとのやり取りが、
ちょっと興味深かったんです。
手塚治虫の代表作「アトム」を、アメリカ受けするキャラクターデザインに
勝手に変えて完成してしまおうとしている制作陣と、
なんとか手塚キャラの基本ラインを守ろうとクレーム付ける手塚プロ。
米側は、アクション映画を見に来る観客層の趣味に合わせて、
原作から大きく変えて「アニキ、お兄さん」キャラのデザインにして動画作ってて、
ビックリした日本側が何とか修正してもらおうとしてのやりとりを紹介してました。
「原作は子供っぽすぎ」「アメリカの客の好みに合わない」とか主張する米側、
「これではアトムじゃない」と、食い下がる日本側。
番組では制作陣がキャラデザインを原作にもっと近づいた物に直して、
ホッとした所で終わったんですが・・・
:原作イラスト
で、完成版では、どうだったのか?
「エッ!!また押し戻されて土俵外に叩き落とされてるヨ!!」
:バーーン!もう皆さんもCM見ましたね
また少し等身伸びて戻って(原作もイラストによって等身伸びてたときもあったが)、
顔はまたお兄さん的になってるし(眉毛ぶっとく眉山クッキリしすぎ)、
CG化に苦労したんだろう髪型(そりゃ大変だったろう)が頭顔とのバランスも悪すぎ、
目はアトムにしては小さすぎ、他のキャラとのバランスだというならそっちを直せよ!
カッコは原作“ベルト付海パン”的だったのから(上の絵分り辛いが)半ズボンに。
と、思ったら――
宮崎アニメの英語吹替えパンチ! [映画]
ヒネッテユート!
また、久しぶりだけど、なんだか日々の煩雑さに翻弄されています。
ほんととりたてて大した事やってないんだけどなー。
きょうはこの話題でいってみよう!(いかりや風に)
●『崖の上のポニョ』のフジモト役声優にリーアム・ニーソン。
もう旧聞だけど、英語版が全米公開されてランキングに入ったりしたんだけど、
声優陣がいつになくゴージャスと言うか、やっとマトモになった。
日本のアニメの英語版の作りは長年酷くて、それがこれまでイマイチ受け入れられ
なかった理由の一つだったのだ。米国は日本のように声優専門職がほとんどいなくて、
俳優がやる事が多いのは周知の事実。もともと絵に声を付ける日本と逆に米国じゃ、
俳優の演技込みのしゃべりに後から絵をつけるという製作法の違いの歴史があり、
そのためしゃべりを付ける専門職は育つはずも無く、“声優業界”などもない。
もちろん翻訳版の為、1人で何役もやっちゃうような声優さんもいるにはいるんですが・・
今回は、一流俳優の豪華版ですよ!
トコロより絶対イイ感じの、フジモト:リーアム・ニーソン、一茂より若干良さそうな
マット・デイモン、イメージがはまりすぎなケイト・ブランシェット等々、
それと‘怖かった’矢野顕子のイモウニョ(妹)達が普通に可愛く賑やかな感じになって、
ひと安心できました。はは。
英語版脚本をE.T.のメリッサ・マシスンが担当して。
「今回は本気だ!」と思わせるね。
その証拠に、初公開全米9位に入って今までの宮崎アニメで最高ヒットになったと。
今までずっと言いたかったんで、ここで言わさせてもらいますが。
なんせ、世界のミヤザキアニメって言っても、今まで英語版の造りは酷かった!
むかーし『風の谷のナウシカ(Warriors of the Wind)』のナウシカが
『ザンドラ』っていう語感最悪な名前に改名され、
テキトーな吹き替え(改悪脚本、編集&安い声優)でアメリカで一部公開されて、
惨敗したのは語り草だが。(近年ナウシカにタイトル直したまとも版が出てるようだけど)
最近作でも酷かったんだよーホント。
:ポスター画。ナウシカ後ろの端役扱いだし、真ん中誰だよアスベルなのか?
後のペガサスみたいなのはもう宮崎アニメじゃねえよ!ヒデー
傑作『魔女の宅急便』でも英語版は酷かった!
全体的に安く上げた感が強く、主人公たちの吹き替えはただしゃべってるだけな
演出不在な感じのせいで映像に没入できず。
ユーミンの主題歌の差し替えは仕方がないとはいえ、すごーく安っぽいバンドの
女の子ボーカルで、音が薄っぺらいのにガッカリ。(ラジオを切れって言われるよなー)
そしてなにより声を大にして言いたいのはッ、
マスコットの黒猫“ジジの声がオッサン!”なんですよッ
ちょっと酷すぎだろ!!
理由は解るんですけど・・・
映画エンドロールで、エピローグショットが挿入され、その1カットで、
後にジジは雌シロネコと結ばれ子猫も生まれているという情景があり。
そこから帰納法で「人間なら成人のオッサンだな」としたんでしょうが、間違ってます。
観ている子供の友達になるような王道のマスコットキャラでいいんだよ!
ディズニーの十八番的なね。ジブリはそこチェックして欲しかったですよ。残念。
:英語版パッケージアート。背景がディズニーピーターパン風になっとる・・
DVD持ってる方は英語に切り替えて確かめてみてください。ズッコケますから。
と、語ってみて振り返ると、なんか吹き替えにこだわった話題が多いね。おいら・・
まあ、いい大人がこんなこと言える「日本はいい国だなあ~」(スネークマン)と。
それじゃ。ヒネッテユート!
『スタートレック』は最高でした。 [映画]
ヒネッテユート。
いつも遅い映画感想ー。
なんか良かった映画の感想ってすぐ書きたくないんだよね。
自分の中でいろいろ考えたい気持ちでね~。
すぐ書かなきゃならん評論家には向いてないね。
言い訳じゃない、言い訳じゃないっすよ。
●映画『スタートレック』
:よく見りゃ初代TV版にそっくりな2人の仕草。ワハハ。
6月にロードショーで観たんですが、また報告が遅れ、
ほとんどもう上映終わってるって。
批評ももう既に色々言われ尽くされてますでしょうが、
おおむね高評価で成績も記録的に良かったとのこと。
(少しだけネタバレ)
うん、面白かったなあ。
久々にストレスを感じない、疲れが取れスッとする映画を観た気がした。
以前エントリで不安を提示しましたが、監督J・J・エイブラムズは偉いな!
あらゆるジャンルの中で「スタトレ」は、
製作内外の雑音圧力が一番激しいと言い切っても良い映画だと思うが、
(そのわりに代々興行収入稼げてない)
旧来のファンにおもねない、媚びない、
よくぞスカッと、SF冒険アクション&ビルトゥイングス映画という
一見さんにでも面白楽しい映画に仕上げてくれました!
個人的見解で言えば、全スタトレ映画の中で、
一番きっちりエンターティメント映画になっていると思う。
キャスティングについてはほぼ百点だな。
特に主役カーク役のクリス・パインは実に抵抗感無く、
宇宙を股にかける異文明交流家(恋愛含む)である冒険家船長の
リアリティのある青年期を、熱く&爽やかに演じきってました。
この映画の成功は、ストーリィやアクションよりもこのキャラの良さにつきると思う。
ドクターマッコイも良かった、役者のカール・アーバンは
「TLOTR:二つの塔」の騎馬勇者の雰囲気とはガラリと変わった
シニカル&軽妙な感じが上手くはまってました。
(もちろんスポック役はもうハマりすぎで言う事ナス。しかし本家のニモイより美形だと思う。)
前に述べた“宇宙船についての疑問”はストーリーがガンガン牽引していくので、
気にしてる暇も無く、上手いなあ・・
メカ的には、機関室が従来の‘クリーンルーム’なイメージではなく、
巨大なホールというか、補強の為の鉄柱鉄骨がそこかしこにあって、
工場の内部の様な雰囲気(やっぱ町工場だ)で、
それが、テクノロジーの過渡期を感じさせ、かえって好感が持てましたよ。
地上で建造されてた事へのエクスキューズになっているようにも感じました。
そういう細かな思考は、全体に気配られていて、例えば宇宙船の(フェーザー)砲塔は、
25年前の主人公の父が乗った船では「サーチライト(探照燈)」そっくりの形状で、
(要するに「バットマン」を呼ぶ時に使うアレね。)
それが、個別にクランクランとかなり機敏に動いてビーム連射してまして、
なぜかそれがすごくカッコよく思えました。うーむ何故だ。これ大砲の概念じゃないな!すごい。
それから25年後、主人公の乗るエンタープライズでは旧シリーズ版のように、
「ボールターレット型(半分露出した球に砲門がある)」になってました。
これはもちろんカッコイイ。
ズンズン進歩するテクノロジーの頼もしさは、昭和の時代よく胸を膨らませた期待感であり、
近年あまり感じることができなかったワクワク感までもらえました。センキュー。
でも後方に付いてる2本のワープエンジンナセルの形状は最後まで良く分らんかった。
(どうもどこが凸っぱってるのか凹っこんでるのか?ハッキリしない。魚のような・・
強いて言えばワコムのタブレットのペンにこんな形状のあったような・・)
さらに旧来のトレッキーをニヤリとさせる仕掛けもあちこちにあって、
(例:重要な任務に聞きなれない名前のクルーが出てくると・・ヤッパリ!とか)
シンプルなストーリーに見せて、実は色々と考えられた仕掛けがしてある。
(そうそう、パイク(前)船長、箱人間(旧TV版)にならなくて良かったね!)
そしてポイントポイントでの、スタトレらしくない「熱い」カッコイイ決めゼリフがグッときます!
まあ、中盤ちょっと“ご都合”な遇然シーンの連打が続いちゃうのとか、
バルカン星ふっとばしちゃったのはちょっと残念な気がしました。が、
おおむねオッケーで!!
もう一回映画館で観たかったなあ・・
T4まだ観てません。トランスフォーマー2となんかカブッてるしなあ。どうしよう・・
ま、成り行きで。・・それにしても「グラン・トリノ」観はぐったのは残念だった。
ツヨシ君と地デジカ [雑感]
ヒネッテユート。
「地デジ」にまつわる、ごり押しの不愉快さは基本として脇においといてと・・。
広報告知について。
ツヨシくん全裸降板のため、
急遽慌てて作った感バリバリの「地デジカ」のヤッツケぶりが、
逆に‘ゆるキャラ’成分を120%醸し出して、
まさかの好感度アップの今日この頃、
(それは良いのだが、そっちから無理やり「カワユイ」とかいうのは止しなさい)
いかがお過ごしですか~。
先日、ツヨシくんの謹慎も解け、地デジ広報に復帰したとの事で、
まあ当事者にとっては目出度いのでしょうか。
その際にね、できれば――
地デジカの着ぐるみがクネクネ舞台上に現れたら、
「カポッ」と、かぶり物をとって、
クサナギツヨシ君が現れて欲しかったな~。
その瞬間の決めゼリフはッ、
「ビックリさせてごめんなさい。」
――久しぶりに何言ってんだか・・オイラ。
まあ、禍転じて福となすなら、そのくらいの楽しさが欲しいなあ、と。
声に出して言いたい名言 [名言]
ヒネッテユート!
ここ1年のリーマンショックから始まった金融危機やらでの不況で、
ちょっとした国よりも強力な超巨大企業と言われ絶対につぶれないはずの会社が、
立ち行かなくなってバタバタ破綻している昨今。
(またまたちょっとズレた話題ですまん。)
あのGMまでが経営破綻に至ったこの数ヶ月、このセリフを思い出さない日は無かった。
『(そいつが)デカければデカイほど、
こっぴどく倒れる。』
byハリー・ボッシュ(マイクル・コナリー著:ハリー・ボッシュ・シリーズ)
※ごめん。どの本でか分んなくなった。ヘビーローテーションでシリーズ読み返しすぎで
混ざってますんで。後で確かめます・・
「ラスト・コヨーテ」だったか?「トランク・ミュージック」?
まさにGMを象徴とするアメリカ経済の今の状況は、この言葉で説明できてしまうなっ。
今「グシャーッ!」っと倒れてますよ。こっぴどく!
(もちろん、作中では全く違う組織に対しての台詞だったが、全ての事に言えるような名言だ。)
それにしてもマイクル・コナリーはいい。いつ読んでも。
もう15年以上くらいか、時々グルグルとシリーズ&単発通して読み返しても飽きないっす。
ようやく『リンカーンロイヤー』(ハリーボッシュ刑事シリーズのスピンオフ)が訳され
刊行されたんで、『ナイト・ホークス』からまたまた読み返したくなったなあ。
それじゃー、コッピドク!コッピドク!
久しくごぶさたでござる。 [雑感]
いやー、ずいぶん間が空いてしまった。
もう、ほとんど消息不明な感じの状況だな。
ただでさえ古い知り合い関係には隠遁状態だってのに・・・
しかしこのソネットブログ、ほっとくと過去の記事の文字色が勝手に所々変わったりして、
相変わらずバグっぽいの改善してないなあ。文字サイズ設定のバグ何年もずっと直んないし。
更新しないと勝手にブロック広告貼り付けてくるけど、ブランクの白看板は止めてくれ。
広告貼るならちゃんと貼れよ!閑散と寂寥感漂いすぎちゃうじゃないかッ!
えー、久しぶりなのに愚痴っぽくていけねえ・・
前記事は3月か・・
ああ『ウォッチメン』観ました・・
美味しゅうございました・・
全体的には奇跡のように素晴らしい出来で・・
バイオレンスにも臆する事無い映像化は、かえって清々しく・・
唯一、“暴挙”の内容の改変は映画観てる分には気にならなかったんですが・・
作品の意味としては大きく違う結果になってしまってました・・
そこはやや残念で・・
でも好きな作品と言えましょう・・
なんか思い出っぽくなってるし。イカンですな・・
最近は大昔に読んだ『三国志』(吉川英治版)を掘り返して(見つからん3冊はブコフで補充)
またハマって読んでます。おお、昔より話が解るぞ!面白いなあ。やっぱり。
というのもTokyo・MXテレビでやってた大河ドラマ版(中国電視台制作)が意外と良くて。
(正直最近のNHK大河ドラマのレベルの低さは金融危機より深刻。腐った野菜をぶつけたい。
なんでこういう風(昔の中国TV版三国志)に普通にできんのか?それが難しいのか。)
アクションはショボ地味だが、いい俳優が味のある大らかな演技をしているのも良いし、
吹き替えも声優、台本共に良くて、なかなかです。
飛び飛びに録画(番組スケジュールがコロコロ変わるのはやめてくれMX)した『三国志』観て、
「あれコイツどういうキャラだっけ?」とか思い出してたらお話にハマってしまった・・
これも昨今の『レッドクリフ』人気のおかげだな。ありがとう!ジョン・ウー。
(パート2のスカスカぶりも許そう!でも三国サッカーとかはいらないよ。獅童は自爆役者か)
それにしても2千年近く前の事なのに、現代に生き続けている例え話や警句の元エピソードが
ガンガンつるべ打ちされて、実に興味深い。
『三国志』はいろんな作家が小説化してますが、吉川版のちょっと古風な言葉遣いが良い。
そうそう、冒頭で若く貧乏な劉備玄徳が、母の為にコツコツ貯めたお金持って、
遠く「お茶」(当時超貴重品)を買いに行きヒドイ目にあうエピソードが結構長めに入ってますが、
他のじゃ見たことないので吉川氏の創作なんだろうか?
(そういや横山光輝のマンガ版読んだことないや)
しかし、改めて読むと劉備って弱腰すぎだぞ、英雄なのにー。
なまじ豪勇果敢なキャラクターばかりの世界だから、やたら目立つのか?
この人が会社の社長じゃ絶対つぶれちゃうよな!かなり戦下手だし。
まあ「義を曲げる事はせず」という一点にはこだわったのは偉いですな。(時々背いてたけど)
そのおかげで部下(孔明、関羽、張飛、趙雲などキラ星のごとく)に恵まれている訳か。
「人材コレクター」曹操孟徳とは集め(まり)方が全く違うのが面白い。
ほんとカリスマにも色々あるなあ。
史実ベースなので、感情移入してきた豪傑もあっさり死んだりして、
長い話だけど読み終わるとなんだかさみしいんだよなあ。
『三国志』って受け手の年齢経験などで感じる味が違ってくると言えますね。
オッサンになって改めて読みかえすと、若い頃に感じた印象とはガラッと変わって、
はっきりいって日本の戦国武将の話よりずっと面白く感じるな。今は。
それじゃ、また。ときどき更新します。
う、なんだその信じてない目は。ヒネッテユート!
期待で一杯の未見映画2009春 [映画]
ヒネッテユート!
これから公開の映画の中でビンビン来ている映画などを。
●『ウォッチメン』
ここでも昨年ガンダムOO1stの話題で、戦争解決テーマ物として挙げたことがありましたが、
かなり原作に忠実に作られたようでかなり期待してます。
(原作のコミックスは、日本のマンガに比べりゃ読みづらいが、
がんばって読む価値はある、歴史的名作です。マンガでヒューゴー賞受賞!)
:キメキメのナイトオウル君
ただこの映画化、たくさん出てくるヒーローの中でメインキャラの1人
「ナイトオウル」は、カッコ良すぎないか?丸メガネのバットマンだよほとんど!
原作よりかなりスーツのデザインがキメすぎで、
原作版が意図したと思われる、どこか滑稽さ(と悲しさ)が漂う雰囲気が無く、
かなりハードすぎじゃないか。乗り物はデザインや構図までも原作そのままで笑えるが。
コミック版カバーアート:
2列目右の頭巾男(わはは)がナイトオウル。3列目がシルクとオジマンディアス
「シルクスペクター」もキレカワすぎて、原作のケバい姐さんな感じがあまり無いな・・
個人的にはずっと好みなおねーさんになっちゃってますがな。
しかしこの作品、全てのキャラがエグイんでこの人も例外じゃないんだよなー・・
まあ原作じゃフタマタしたり、ゲロ吐いたりしてましたが。ナハ。
劇場版シルク:やっぱりコスチュームが良すぎ!
少し気になるのは、広告や公開前記事に各キャラ展開してるのに、
重要キャラの「オジマンディアス」があんまり出てないことで。なんで?ワザと?
(上の一枚目の映画のイメージフォトでは右から2番目に出てますが)
‘原作コミックスを難解にしている第一要因’の劇中劇ならぬマンガ中マンガの、
「海賊に身をやつした復讐者(狂人)マンガ」は丸ごとカットなのかな。ヤッパリ。
うむ、正直無いほうがスッキリするな。
とにかく原作はスゴイ作品だけれど、同時にスゴイ「人でなし」なお話なので、
‘普通のヒーロー映画を求めている人には絶対に勧められない’という事は、
観る前からハッキリしてます!要注意ですね。
えー、それでもですね、
正体はすごくダサイ「ロールシャッハ」の狂った男気、「ナイトオウル」のヘタレさ、
「シルク」の尻軽さ、「Drマンハッタン」の無敵全裸などに注目すると、
たいへん面白く思えますヨ。
え、それじゃぜんぜんヒーロー物じゃないって?
まあそうです。キャラに共感できないわ、ストーリーはダークというより、ダーティで。
ほんと人でなしの考える世界だと。
でも料理したザック・スナイダー監督の映像美はなかなかのもので、
公開されている映画スチルがいちいちカッコいいなあ・・
前作『300』より凄さを感じますね。映像に酔いしれてるだけでもいいのかも。ですね。
うーん、早く観たい。もうすぐ公開だなっ。
●『スタートレック』
しばらくぶりの新作でオリジナルのTVシリーズ1作目『宇宙大作戦』の、
更にさかのぼったプリクェル作で、私もファンだけに超期待してます。
今回のエンタープライズ
建造はもしかして地上と見せかけて、そうじゃないのかも?いやいやまさか・・
デザインについては、物凄く言いたい事が小一時間分くらいあるが、また今度。
6~70年代のレトロフューチャーなメカの数々をどう料理するかも注目ですが、
ちょっとというか、かなりひっかかるとこも。
予告では、巨大宇宙船のエンタープライズ号を、
“地上のゲンバ(現場)でアーク溶接(電気溶接)で作ってます”よッ!
バチバチッと!
今の足立区の町工場で作れるテクノロジーだったんかよ!男の職場!スパッタ飛び過ぎ!
オリジナルのエンタープライズ号の、あの船体の秀逸なデザインは
“宇宙の為に宇宙で造られた”という説得力を体現した物で、
パーツはともかく最終的な組み上げは、衛星軌道上などの無重力環境で造られたはずだ!
それをわざわざ造りづらい地上で・・あれを打ち上げるのか?どうやって?
無理な事しすぎだよな、まるで漁船を山の中で造るみたいな話だと言いたい。
『クローバー・フィールド』のJ・J・エイブラムズが監督か。不安と期待半々だなー。
予告を見る限り、キャスティングについては結構ハマっている感じですね。
宇宙アクションシーンも凄そうで良いので、それだけでも目当てで観に行きたいですね。
(予告でバリバリやられてる脇役の宇宙船がなかなか良いと思った。)
これです。USSケルビン。スタトレ的に素直なデザインだ。
●『ターミネーター4』
『チャーリーズエンジェル』のマックGが監督・・
ナメきったスカタンな出来になるか?
ファンの求めてるツボを心得たナイスメイドになるか?
スゴイ賭けだな。
(チャリエンはまあ結構好きですが、しかしアクションは変だったし。
チャリエン2などは、砲弾撃ち出されて到達するまでの間に、
トレーラーのハンドル切って路肩を壊して崖下へ落下ーって。弾届くまで何秒かかっとる!)
まあ現時点でも、ターミネーター1,2作を越えるような傑作にはなることはない、
とは言えちゃうような・・
でも結局、勇んで観に行っちゃうだろうなあ。
T4:なかなかハードなイメージで良い。
でもなぜかヘリが古いヒューイだぞ。なんで?古すぎるだろ。なんぼなんでも。
救世主ジョン・コナー(バットマンのC・ベール)のハードな闘いを描くということは、
へなちょこジョンの3作目は無かった事に?やっぱり。
それとカリフォルニア州知事は出るのだろうか?アイル・ビー・バック?
あれれ今回の3本全部SFだ。一時期SF映画が絶滅状態だったことを思えば、
なかなかに幸せな心持ちではあるな。
ハアーッ、ヒネッテ!ヒネッテ!
※訂正:「ウォッチメン」の記事で、ずっと“ヒューゴー賞授賞”と書いてたのは、
“受賞”の間違いです。ウッカリしました。・・アホだ。授けてどうするッ!
『スターシップ・トゥルーパーズ・3』鑑賞 [映画]
ヒネッテユート!
間あいたけど前回のDVD鑑賞の続きで、
●『スターシップ・トゥルーパーズ・3』
1作目バーホーベン版はハチャメチャに好き勝手やっていて大好きなんですが、
2作目はティペット監督版は予算激減のせいか、小規模すぎるビジュアルと、
陰鬱でメリハリの無いホラー仕立てのつまらない出来にガッカリ。
ティペットは1作目のバグズのCG特撮で超絶技巧を発揮し、男を上げたのですが・・。
3作目は、1作目の脚本のエド・ニューマイヤーだというから(2作目もか)、
ちょっとだけ期待で観ました。2作目酷かったからなあ・・
(※ちょっとネタバレしてるかも・・どうでもいいとは思うけど注意。)
スターシップ・トゥルーパーズ3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
なんだこりゃ。脚本家が監督したとは思えんツッコミどころだらけのストーリーだ。
地球軍の総司令官がバグに洗脳されてたのはいいとしても、
ワープ(なんとかドライブ)中攻撃され、不時着した惑星がなんと敵の大ボスがいる根拠地で、
砂漠をさまよい無人(乗員死亡)の着陸船が不時着した場所にやっとたどり着いてみると、
またなんと、そこが超巨大ボスがいる目的地だったって?偶然?
それがバグの罠ならちゃんと説明して欲しいよ~。ワンカット一言でいいから。
・・んでラストまでに、リコ大佐、世間に対していつ名誉回復したんすか?
だから一言説明しろっての。
導入部とラストの辺りは1作目のようなファシズムをおちょくるノリで愉快なんだがねえ。
ファシズム的アイドル総司令が歌う大ヒット曲「今日は死に日和」とか、
ナイスイメージですわい。そういうとこ2作目よりはずっと考えて作ってるんだけど・・
ほんと真ん中の砂漠をウロウロするところを、ほとんどカットすれば面白くなるのに・・
以前うっかり観て失敗したと思った映画『ウェステンダー』という剣と魔法モノも、
意味無くいつまでも砂漠をウロウロしてたなあ・・
なんか勘違いした監督が撮りたがる情景が‘砂漠ウロウロ’なのか~?
―最後に。
今度こそ登場するというので大期待した‘パワードスーツ’が、
1人乗り戦車くらいの意味しか見せてくれてないぞ。コラ!
未だに大昔にスタジオ・ぬえがデザインしたビジュアル世界観に追いついてないよ。全然。
のんびりガチャコンガチャコン歩いてないで、バーニア噴かして連続ジャンプしろよ!
そして冒頭で思わせぶりに出てきた強敵スコーピオンバグと格闘くらいしろッ!
・・ハアハア。
なんかスパイダーマン(1作目)でデフォーに瞬殺された軍用試作スーツと同レベルだぞ。
そういや、そういうガッカリ度は『マトリックス(3作目)レボリューション』の
パワードスーツもなかなか高かったな。
あれの実態はただの「砲台・銃座」だったものな。
動きの悪いメカ:マローダー
こっちのほうが動き良さそうだ。ワハハ。(大昔のペーパーバック版イラスト)
ぬえ版。うーん今見ても燃えてくるなあこのイラスト。
(そういえば昔アニメ版あったなあ。出来はイマイチ作だったが)
ま、まあこれから公開される期待の大作群を観る時に盛り上がるための、
準備段階として、フラストレーション溜めてるとこだと思うことにしよう。
要するにマカロニウエスタンのクライマックス前で、
敵に捕まって袋叩きにされてるとこですな。
バキッ!ドスッ!ヒネッテユー・・ゴフッ!
映画『スターウォーズ/クローンウォーズ』観たけれど [映画]
ヒネッテユート。
ビデオというかDVD観た話で、
●以前エントリに書いた『スターウォーズ・クローンウォーズ』だいぶ前に観ました。
(※以前『クローン大戦』と同じ話か?と書いたけど更に外伝的な話で違った。ゴメン。)
感想を一言で言えば、
「PCゲームのスターウォーズの“デモムービー”を延々観せられた」
つー感じで、なんか欲求不満な作品でした。お話的にもクオリティ的にも。
特に人間系のキャラクターの顔表情が大雑把でいかにもポリゴン貼り付けてますって
印象が酷くて。もちろんクローン兵はヘルメットのおかげで問題ないですが、
特にヒゲ面のオビワン・ケノービはお面みたいでな。
なんかオビワン見てるうち「なんか昔見たなあこれ」とかイメージが脳裏に浮かんできて。
後でイメージが甦ってきました。
・・これだ『未来惑星ザルドス』の飛行大顔面!
濃いなあショーン・コネリー・・
これちょっと宮崎駿の絵物語『シュナの旅』に似てるんですよねお話。
あっちは大顔面じゃなく金色の円盤
(でも太陽の塔的な顔が付いてるし)ですが。
(話の大筋は違うけど、支配者が麦を栽培させていて
収穫しちゃうところとか。宮崎駿にインスパイアを与えた?)
まあ、昔の底抜け映画は置いといて・・
『クローンウォーズ』にもどると、
情景のCGは流石に美しい感じでしたが、動きのあるものについては、
いちいち「発展途上」を感じてダメでした。
前に発表されてた『クローン大戦』の方が、FLASH的線画で割り切って描かれていて、
好感が持てましたよ。お話もこっちの方がしっかりエピソードⅡとⅢの間にあった、
クローン戦争を一通り描いていて、アナキンの戦士とてしての成長と
ダースベイダーへ至る修羅の道ゆきを描いていてると思います。
今回の『クローンウォーズ』の方は、映画6作のストーリーのスキマを埋める
『クローン大戦』で語られなかった、更なるスキマの話で、
実はどうでもいいくらいのちっちゃい話なんだよなあ・・
それも「誘拐されたジャッバ(ナメクジ怪人)の息子(たぶん乳児)を救い出せ」って。
この話に誰が「おおっ」と燃えるというのか・・?
新たなキャラとしてアナキンの弟子となる、よく分らん種族の小娘が出てきて活躍するが、
ちっとも萌えないし、コドモキャラにありがちな小生意気な性格造形で新鮮味がなく、
しかも話の展開上、後の作品で・・この子・・ゲフゴホッ
CGアニメ映画はドンドン表現力がUPしてきて、キャメロン監督『アバター』では、
『ベーオウルフ』の技術を更に大きく進めたCGキャラクターで作ってるらしいですね。
いまだこの分野の人物造形は、「気持ち悪い」というレベルの印象から
脱却できないでいると思います(『ポーラーエクスプレス』とか)が、
将来的にとっても期待してるので、『アバター』には健闘してもらいたいですなー。
しかし『センター・オブ・ジ・アース』のように3D映画として作るっていうし大変だね。
ついでにルーカスも『クローンウォーズ』『クローン大戦』をいつか作り直してもらいたい!
それじゃまた。
雑感・給付金とか [雑感]
ヒネッテユート!
最近の雑感でも書いてみるか、
●政府と国会がワーワー言ってる「定額給付金」だけど、
「国民の7割がこれの施行に反対している」と反対派は言ってるけど、本当かなあ?
少なくとも私の周りには「バラマキは止めてもっと効果的な経済政策を」などと
言ってる人など影も無いですね。
誰が言ってるんだよ?政治団体や市民運動団体か?
そういう私は「もらえるものなら早くして。」と思っていますけどね。
一般市民は誰も恩恵を被らない公共事業などに何兆円注ぎ込むよりは、
明日生きていくのにも不安を抱えた人が急増しているこの時節、
もしかしたら給付金のおかげで救える命があるかもしれないとも思えるし。
施しとかじゃなく“税金の還付”と考えたら、別に変にかまえることも無いと思う。
それにしても“国民の7割が反対”というのは実に眉唾な数字だよなー。
映画観た感想書こうと思ったんだが・・
雑感は明日に続く、か。
今日の誰も憶えていない名言 [名言]
やあだうも。
●いつも古い話ばかりのような気もするが、今日紹介するのは、
映画『スターウォーズ』1977年(一作目、後のエピソードⅣのこと)での、
クライマックス。
反乱軍の攻撃機の決死隊が、天体型宇宙要塞デススターの対空砲や迎撃機に
次々やられるなか、デススターの急所に突撃する攻撃機隊のパイロットの、
デブのおっさんのクールな一言。
『Stay On Target』(STARWARS/by Gold Five)
超巨大なデススターの急所を攻めるべく、
要塞星の経度線(ずっと赤道の所だと思ってた)に沿った巨大な溝(トレンチ)内を
高速で突き進む決死隊の編隊!
グズグズしていると味方の本拠地が惑星ごと破壊されちゃう!
なんとかしてデススターの排気ダクトに光子魚雷をぶち込むんだッ!
しかし地獄のような対空砲火と迎撃機タイファイター隊によって、
味方の攻撃機は次々と撃墜されていく・・・
かなりダメッぽいが、とにかく乾坤一擲の作戦を成功させなければ生きる道は無い。
まずはXウイング隊から――
対空砲火を引き付け砲座を潰そうと突入降下する2機。
乗ってる戦闘機のスマートな機体とちょっとミスマッチなヒゲデブパイロットは、
タワー型砲座を破壊したが、レーザー砲の猛攻に被弾する。
「・・ちょっとやられた様だ。」(俺訳)
仲間の機
「脱出しろ。」
ヒゲデブ
「まだ大丈夫だ。」
仲間
「離脱しろ!」(脱出装置を引け!)
ヒゲデブ
「いやいや。まだいけるっっ!」
ズガーーン!
「ウオオォ!」(おたけび)炎に包まれ爆発!
次は対空砲をかいくぐって急所に向け溝内に突入したYウイング隊3機――
――嵐のような対空砲火が突然止んだ。迎撃機が近づいた証拠だ!
みるみるダースベイダー率いるデススター迎撃戦闘機隊が後ろに迫る!
ビビる後方の僚機パイロット。
「It's no good.I can't maneuver.」(ヤバイ、もう無理!)
動じないパイロットデブさん(ヒゲなし)
「・・・Stay on target・・・」(俺訳:かまわず攻撃目標を目指し続けろ・・・)
チュヴ!チュヴ!(タイファイターのビーム銃撃)
ズガーーン!(僚機がやられた!)
もうパニクる爆撃手
「We're too close. Loosen up!」(きてるよっ追い付かれた!逃げよう!)
動じないデブ機長(脂汗)
「・・・Stay on target 」(このまま行くんだ。ふんばれ。)
チュヴ!チュヴ!(タイファイターのビーム銃撃)
ドガーーン!(ああ!もう一機もやられた!)
オイ!ついにこっちが照準ロックオンされちゃったよ!
焦るけど動じないデブ(仲間に叫ぶ)
「こちらは2機やられ、後に迫られてる。あとは、たの・・」
ドチュヴ!チュヴ!(タイファイターのビーム銃撃)
ドガーーン!!(ぐあ!やられた!)
その後Xウイングのレッドリーダーもいいとこまで行くが・・
「Wooooo!!」(「うおーーーっ!!」断末魔の叫び)
高鳴るホーン(BGM)
――で、「僕が行く!」と主人公ルーク機・・・で表彰式に至る・・・と。
つーことで、『SW』1作目でのルーク・スカイウォーカーと反乱軍の勝利は、
XウイングのヒゲとYウイングのヒゲ無しの、
二人のデブ機長の活躍と犠牲によって、
つかみ取ったと言っても過言ではない。(違う。過言すぎ)
・・じゃなくて、
どんだけ置かれた状況がヤバくても動じず、
恐怖に負けずギリギリまで使命を全うしようとしたその根性が、
イカス。(注:べつに特攻精神とは違いますよ)
ということです。映画観てるとすぐ忘れちゃう脇役キャラだけどね。
(なんでどっちもデブなんだ?何故かこの後ルーカス監督はどんどん太って・・)
おいらも『Stay On Target!』の精神で行きたいと思います、
というか、
ずっとそう思ってるっつーの!「Wooooo!!」ズガーーーン!!
※追記:久々にスターウォーズ見直したら、
CG化粧直しや追加シーンはわかってたけど、
シーン毎のテンポとかもいじってあるような気がなんかした。
最後の宇宙戦シーンが、短く刈り込んでテンポアップしてるような・・?
気のせいかな~。そのうち初めのバージョンと観比べてみよう・・
それにしても本文で書いたRed Sixことヒゲデブパイロットさんの名前が、
‘Porkins’って!そりゃないよなー。(もう百回近く観てるのに今頃気が付いた)
それじゃヒネッテ・・ズガーーン!
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
・・・(追記:2012/6/7)
あ、あのーすんごく恥ずかしいんですが、
でっかいスペルミスしてました。
誤:Stey On Target ×
正:Stay On Target ○
です!ぎゃーいやーっ!
ちゃんと‘stay’って打ってたつもりだったんで。なんと3年もそのまま!
究極恥ずかしい~ッ!もうー哂ってないで教えてくれよぅ。
‘stey’だと「目標上で急勾配!」だって。なんとなく意味が通りそうなのもイヤだ。
しっかし何回も見直したはずなのに肝心のトコでポカすぎだろ!
久々に見返してみたらこうだもんな。
だいたい徹夜明けとかホゲーッとした頭で書き込むことが多いんだ。
という事で他にもありそうだ・・・。
大変シツレイいたしました。超反省ッ。
このごろの脊髄反射・2月 [雑感]
ヒネッテユート!
Yes,We Can!
You Can Dance!
You Can Jive!
~ってことで
●このごろの脊髄反射TVCM編
最近映画のTVCMでムズムズ落ち着かない気持ちにさせられるものが。
そんなの誰でも感じてるよ、ってー事をあえて言いますが。
映画『旭山動物園物語』のTVCMに流れる(テーマ?)音楽は―
どう考えても、
スピルバーグ映画『E.T.』のテーマミュージックにクリソツだよ!
これを聴いたことある人は「そうだそうだ」と同意してくれるはずだと思う。
「あれ?ET?」と、TV画面みると、音節のおしりが微妙に変化して、
「あれ?演奏失敗?」ととっさに思わされましたよ。
なんか‘セリフの語尾を咳でごまかす人’みたいな・・・
聞いてるこっちが居心地悪くなるようなのはやめて欲しいよなあ。
ジョン・ウィリアムスに謝れッ(この人も昔パクリ疑惑を色々言われてたけど)
―インスパイヤですか?
こういうオシリムズムズは、
チョイ昔の映画『梟の城(ふくろうのしろ)』のTVCMで流れた、
レッド・ツェッペリン『移民の歌』パクリ曲を聞いた時思い出すなあ。
「♪アアア~アーッ?」
こっちも音節のおしりが上がるか下がるかの違いでしたな。なんだったんだ?
―インスパイヤじゃないですか?
あとパクリじゃないけど、『幸福の黄色いハンカチ』の寅さん調の曲にも、
昔ムズムズきたなあ・・始めの1、2音だけなんだけどな。
CMでも流れてたけど、映画本編でのBGMが問題で・・
ストイックな健さんの抑えられた感情が開放される、クライマックスのいい所なのに、
キメのBGMで、
はためく黄色いハンカチの青空に「寅さん」の顔が浮かんじゃって!
・・少しというより、かなりだいなし感が。―いいのか山田洋次。それで。
(音楽の佐藤勝はクロサワ映画も手がけた人ですが)
You Can Dance!
You Can Jive!
マンマミーヤ!
じゃなくて
ヒネッテミーヤ!
2009年賀状ですよ。今頃公開ですよ。 [お知らせ]
えー旧正月も過ぎて、2月、節分も立春も過ぎた今日この頃。
いかがお過ごしですか。ヒネッテユート。
ええ、いまごろ今年2009年の年賀状のイラスト公開です。2月ですが今。
今年はあっさり味のスタイルで。
やはりPainterで描いてPhotoshopで仕上げました。
すっかり公開するのを忘れてた・・。
今年もマイペースです。
――それは加速も減速もオレのアクセル次第、好き勝手と言う意味ッ!
(・・・ト、いきなり声を張り上げたりすんな。)
それじゃ、ヒネッテユート!!
今年もアタック!(勢いのみ) [雑感]
明けましてオメデトウございます。
いやー2009年もすっかり明けきってますが、
一応言っとかないとね。
今年はいろいろタイミングが旧暦の旧正月のペースになってます。
なんかこれのほうが身体に合ってるなあ・・
いやいや、これから加速していくんだ。きっと・・
去年はブログもあんまり更新しなかったし、
書こうと思ってた「ジブリレイアウト展」に行った事や、
「レッドクリフP-1」や「ダークナイト」などの映画話も、すっぽ抜け。
少しだけ反省。
それじゃ歯切れの悪い挨拶はこのくらいで。
富士山!
朝日のようだが実は夕陽だ。だまされるな。
それじゃ、このところのスローガン、
「今年のオレは去年とは違うぜ!」
ヒネッテユート!
てへ。押しつまって来たりなんかして。 [雑感]
みなさん メリークリス・・・あれッ?
そっ それでは、よいお年を~っ!
2009年も、
ヒネッテユート!
ヒネッテユートッ!!
今日の一言10月 [名言]
社会不安やら風評やら・・
まあ、なんとも「不安」に陥りたい人の多いことよ。
そんなに不安になりたいなら、
ハリウッドで制作中の実写映画版「ドラゴンボール」の
ことを考えてればいいんですよ!
(某氏談)
たまに更新せんといかんねえ・・それじゃヒネッテユート。
『崖の上のポニョ』観ました。 [映画]
●『崖の上のポニョ』
先日観てきました。ようやく。でも夏休み終わったのですいてて楽々です。
とりあえずの印象は、ジャンル的な意味の“アニメ”でなく、
「“アニメーション”をみた~!」
という感激と満足感で一杯です。
「絵本が動く」というより「アニメーションの画像が絵本」というくらい、
動く絵の快感に満ちた映画です。
もうこの一点だけで歴史的作品と言っていいと思いますよ。
たくさんの疑問点がちりばめられたストーリーの解釈などは、
受け取る人の年齢性別立場により千差万別になってしまう特異な作品なので、
「こうだ」とあまり決め付けるのは作品世界をせばめてしまうような、
もったいない行為ですね。
しばらくは型にはめずに、シーンを反芻しながら、
いろいろ考えてみたいと思います。まともな批評は後日に。
それから、もう一度ロードショー中にリピートしたいですな。
というわけでまずは一言、
「生命力に満ち満ちた海ッ、怖ええぇ~~!!」
いやー、なんか凄いもん見たって感じで、周りの子供たちもなんか無言でした。
未見作の印象その2(08夏公開作) [映画]
ヒネッテユート!
前回公開作の印象書いてから、ぜんぜん話題作観てないんですけど、
まあ追記ということで。
〔CMや紹介番組等見て・・・わかった事。(夏休み自由研究風)〕
●『崖の上のポニョ』
(まだ観てません。なのに書いたり。)
「さかなのこ~♪」っていうけれど、
ポニョのあの下半身の形、動きは、魚類じゃないな。
アメフラシ(ウミウシ)とかユメナマコとかだな!
とくにユメナマコのヒラヒラが近い。
妹達はもっとそれっぽいしね。
という事で、ポニョも丸いお腹をジーッと見ると消化管が透けて見えてたり、
頭の毛に見えるのは‘触手’で、宗介の見ていないところで、
虫とか小動物ガツガツ食らったりしてるんだぜ。
(クリオネにも近い)
ユメナマコ
●『スカイクロラ』
「キルドレ、大人にならない成熟した子供。」(押井守談)
っていうことは、幼生成熟ってことだな。
ウーパールーパー(アホロートル)かよ!主人公達って。
ウーパールーパー
あ、しかし今の人類自体が幼生成熟だっていう学説があるし、
(チンパンとかと比較しての説らしい)
ラリイ・ニーヴンのSF『プロテクター』がそうだったよな。
この小説の“本当の大人”になった姿は、描写を想像していくと、
シワっぽい「河童(カッパ)」そっくりだったよ!(ネタバレ御免)
しっかし、それじゃ、
赤いアメフラシ『ポニョ』と、ウーパールーパー『クロラ』との、
水棲生物同士のぬるりとした闘いだったのかー!今年の夏のアニメは。
(注:いいがかりです。)
●スターウォーズ『クローン・ウォーズ』
『クローン・ウォーズ』は、
以前制作された、FLASHアニメ*な2D版『クローン大戦』があって、
キャラの絵なんかはかなり簡単な感じだった。
(ほとんど『キム・ポッシブル』 (ディズニーアニメ)の画面の感じで。)
平面的な絵で手に汗握るアクションや壮大なバトルスペクタクルを
表現しようとしていて、それがかえって好感が持てました。
カット割、アングル、カメラムーブなどから、絵コンテ&イメージボードは、
実写特撮本編スターウォーズ・シリーズと同じつもりで描かれている様に思われます。
アナキンが超人的なヒーローの話で、映画版じゃバタバタやられるジェダイ達も、
強くてカッコイイのでおすすめです。(絵柄の簡単さには目をつぶろう)
実写本編シリーズじゃ、いまいち強さの分らなかったメイス・ウィンドゥの
超人ぶりにビックリ。一騎当千どころか当万(?)だなっ。
ジェダイ狩りマシーンのグリーバス将軍の恐ろしさも堪能できますぜ。
それを今回リアルに3D化リメイク(リ・メイクアップ)した訳で、
元は同じシナリオな訳で、見比べてみれば、
2D3Dの様々な問題のいいヒントになりそうな気がするね。
(*FLASHアニメ:Web上のアニメに良く使われる形式。
(例:やわらか戦車、パフィ・アミユミ等))
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
●『ダークナイト』
この頃は、あんまり暗い映画は観たくない気分なんですが、
この映画は観ておきたいなあと思わせる吸引力があるようで、
「キリング・ジョーク」な極悪なジョーカー(故ヒース・レジャー)は、
ジャック・ニコルソン扮した、トリックスターを気取るジョーカーとは、
全くの別人な感じで。映画全体ちょっとおっかない雰囲気ですな。
原作アメコミでの元ネタ的ハードボイルド『ダークナイト・リターンズ』
(老いたバットマンとスーパーマンとの死闘!!ロビンは女の子!)
の大ファンなので、そういう意味でも、今作は押さえておきたいなと。
●カンフーパンダ
声を大にして、ひとこと言っておきたい。(まだ言うか)
パンダはデブじゃない!そういう体型なんだ!
しかし、ジャック・ブラックはデブ。
それじゃ。
ヒネッテユート!