未見作の印象その2(08夏公開作) [映画]
ヒネッテユート!
前回公開作の印象書いてから、ぜんぜん話題作観てないんですけど、
まあ追記ということで。
〔CMや紹介番組等見て・・・わかった事。(夏休み自由研究風)〕
●『崖の上のポニョ』
(まだ観てません。なのに書いたり。)
「さかなのこ~♪」っていうけれど、
ポニョのあの下半身の形、動きは、魚類じゃないな。
アメフラシ(ウミウシ)とかユメナマコとかだな!
とくにユメナマコのヒラヒラが近い。
妹達はもっとそれっぽいしね。
という事で、ポニョも丸いお腹をジーッと見ると消化管が透けて見えてたり、
頭の毛に見えるのは‘触手’で、宗介の見ていないところで、
虫とか小動物ガツガツ食らったりしてるんだぜ。
(クリオネにも近い)
ユメナマコ
●『スカイクロラ』
「キルドレ、大人にならない成熟した子供。」(押井守談)
っていうことは、幼生成熟ってことだな。
ウーパールーパー(アホロートル)かよ!主人公達って。
ウーパールーパー
あ、しかし今の人類自体が幼生成熟だっていう学説があるし、
(チンパンとかと比較しての説らしい)
ラリイ・ニーヴンのSF『プロテクター』がそうだったよな。
この小説の“本当の大人”になった姿は、描写を想像していくと、
シワっぽい「河童(カッパ)」そっくりだったよ!(ネタバレ御免)
しっかし、それじゃ、
赤いアメフラシ『ポニョ』と、ウーパールーパー『クロラ』との、
水棲生物同士のぬるりとした闘いだったのかー!今年の夏のアニメは。
(注:いいがかりです。)
●スターウォーズ『クローン・ウォーズ』
『クローン・ウォーズ』は、
以前制作された、FLASHアニメ*な2D版『クローン大戦』があって、
キャラの絵なんかはかなり簡単な感じだった。
(ほとんど『キム・ポッシブル』 (ディズニーアニメ)の画面の感じで。)
平面的な絵で手に汗握るアクションや壮大なバトルスペクタクルを
表現しようとしていて、それがかえって好感が持てました。
カット割、アングル、カメラムーブなどから、絵コンテ&イメージボードは、
実写特撮本編スターウォーズ・シリーズと同じつもりで描かれている様に思われます。
アナキンが超人的なヒーローの話で、映画版じゃバタバタやられるジェダイ達も、
強くてカッコイイのでおすすめです。(絵柄の簡単さには目をつぶろう)
実写本編シリーズじゃ、いまいち強さの分らなかったメイス・ウィンドゥの
超人ぶりにビックリ。一騎当千どころか当万(?)だなっ。
ジェダイ狩りマシーンのグリーバス将軍の恐ろしさも堪能できますぜ。
それを今回リアルに3D化リメイク(リ・メイクアップ)した訳で、
元は同じシナリオな訳で、見比べてみれば、
2D3Dの様々な問題のいいヒントになりそうな気がするね。
(*FLASHアニメ:Web上のアニメに良く使われる形式。
(例:やわらか戦車、パフィ・アミユミ等))
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
●『ダークナイト』
この頃は、あんまり暗い映画は観たくない気分なんですが、
この映画は観ておきたいなあと思わせる吸引力があるようで、
「キリング・ジョーク」な極悪なジョーカー(故ヒース・レジャー)は、
ジャック・ニコルソン扮した、トリックスターを気取るジョーカーとは、
全くの別人な感じで。映画全体ちょっとおっかない雰囲気ですな。
原作アメコミでの元ネタ的ハードボイルド『ダークナイト・リターンズ』
(老いたバットマンとスーパーマンとの死闘!!ロビンは女の子!)
の大ファンなので、そういう意味でも、今作は押さえておきたいなと。
●カンフーパンダ
声を大にして、ひとこと言っておきたい。(まだ言うか)
パンダはデブじゃない!そういう体型なんだ!
しかし、ジャック・ブラックはデブ。
それじゃ。
ヒネッテユート!
コメント 0