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久しくごぶさたでござる。 [雑感]

いやー、ずいぶん間が空いてしまった。  
もう、ほとんど消息不明な感じの状況だな。
ただでさえ古い知り合い関係には隠遁状態だってのに・・・

しかしこのソネットブログ、ほっとくと過去の記事の文字色が勝手に所々変わったりして、
相変わらずバグっぽいの改善してないなあ。文字サイズ設定のバグ何年もずっと直んないし。
更新しないと勝手にブロック広告貼り付けてくるけど、ブランクの白看板は止めてくれ。
広告貼るならちゃんと貼れよ!閑散と寂寥感漂いすぎちゃうじゃないかッ!

えー、久しぶりなのに愚痴っぽくていけねえ・・
前記事は3月か・・
ああ『ウォッチメン』観ました・・
美味しゅうございました・・
全体的には奇跡のように素晴らしい出来で・・
バイオレンスにも臆する事無い映像化は、かえって清々しく・・
唯一、“暴挙”の内容の改変は映画観てる分には気にならなかったんですが・・
作品の意味としては大きく違う結果になってしまってました・・
そこはやや残念で・・
でも好きな作品と言えましょう・・

なんか思い出っぽくなってるし。イカンですな・・

最近は大昔に読んだ『三国志(吉川英治版)を掘り返して(見つからん3冊はブコフで補充)
またハマって読んでます。おお、昔より話が解るぞ!面白いなあ。やっぱり。
というのもTokyo・MXテレビでやってた大河ドラマ版(中国電視台制作)が意外と良くて。
(正直最近のNHK大河ドラマのレベルの低さは金融危機より深刻。腐った野菜をぶつけたい。
 なんでこういう風(昔の中国TV版三国志)に普通にできんのか?それが難しいのか。)
アクションはショボ地味だが、いい俳優が味のある大らかな演技をしているのも良いし、
吹き替えも声優、台本共に良くて、なかなかです。
飛び飛びに録画(番組スケジュールがコロコロ変わるのはやめてくれMX)した『三国志』観て、
「あれコイツどういうキャラだっけ?」とか思い出してたらお話にハマってしまった・・
これも昨今の『レッドクリフ人気のおかげだな。ありがとう!ジョン・ウー。
(パート2のスカスカぶりも許そう!でも三国サッカーとかはいらないよ。獅童は自爆役者か)

それにしても2千年近く前の事なのに、現代に生き続けている例え話や警句の元エピソードが
ガンガンつるべ打ちされて、実に興味深い。
『三国志』はいろんな作家が小説化してますが、吉川版のちょっと古風な言葉遣いが良い。
そうそう、冒頭で若く貧乏な劉備玄徳が、母の為にコツコツ貯めたお金持って、
遠く「お茶」(当時超貴重品)を買いに行きヒドイ目にあうエピソードが結構長めに入ってますが、
他のじゃ見たことないので吉川氏の創作なんだろうか?
(そういや横山光輝のマンガ版読んだことないや)
しかし、改めて読むと劉備って弱腰すぎだぞ、英雄なのにー。
なまじ豪勇果敢なキャラクターばかりの世界だから、やたら目立つのか?
この人が会社の社長じゃ絶対つぶれちゃうよな!かなり戦下手だし。
まあ「義を曲げる事はせず」という一点にはこだわったのは偉いですな。(時々背いてたけど)
そのおかげで部下(孔明、関羽、張飛、趙雲などキラ星のごとく)に恵まれている訳か。
「人材コレクター」曹操孟徳とは集め(まり)方が全く違うのが面白い。
ほんとカリスマにも色々あるなあ。
史実ベースなので、感情移入してきた豪傑もあっさり死んだりして、
長い話だけど読み終わるとなんだかさみしいんだよなあ。
『三国志』って受け手の年齢経験などで感じる味が違ってくると言えますね。
オッサンになって改めて読みかえすと、若い頃に感じた印象とはガラッと変わって、
はっきりいって日本の戦国武将の話よりずっと面白く感じるな。今は。

それじゃ、また。ときどき更新します。
う、なんだその信じてない目は。ヒネッテユート!

三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)

三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/04
  • メディア: 文庫


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